四十肩・五十肩

母親が五十肩のようだ。

いわゆる五十肩、,『高齢者に生じる誘因のない痛みを伴った肩の動きの制限(拘縮)』を示す症候群とのこと。「今日の診療vol19より」

そして、現在、自分も五十肩の典型的症状を呈している。

かみさんの職場の同僚(50歳くらいのおばちゃん)と全く同じ症状である。

腕が上がらず、上肢の動作によっては指の近くまで激痛が走る。


 いわゆる五十肩、,『高齢者に生じる。。。

 高齢者に生じる。。。

高齢者 σ(・・;)!?

まだ40歳前なのに。


湿布を貼り、ロキソニンを服用し、一ヶ月。。。

痛い。痛すぎる。思考能力も低下し、JB-POT試験対策は危機的状況である。

挿管操作も苦痛を感じることがあり、麻酔科医病原性挿管困難の発生をAWSで回避する羽目になった。

そして、最近、ついに、気分も落ち込み、痛みの範囲が広がってきた。皮膚の知覚過敏もある感じ。

やばい。CRPS!?

大学で、足の捻挫から痛みが全身に拡大し、社会復帰不能に陥った症例が頭をよぎる。

かみさんの顔と住宅ローン残高が頭をよぎる。(心配しすぎ?)


直ちに目の前の研修医を捕まえ、神経ブロック(トリガーポイントブロック)の指導(笑)にかかる。挿管と昇圧剤の使い方、出血への対応が一番うまかった研修医君である。急変時の対応は整形外科のベテランドクターより安心だ。

患者は指導医を兼務しており、リスクは十分すぎるほど理解しているため、ICは不要である。が、他の患者に実施する場合には必ずとること、今回は指導医の権限(笑)で省略するが、CBC、凝固系のチェック、や一般的なアナムネは他疾患と同様に聴取することを指導する。

そして1%キシロカインが装填されているシリンジが研修医君に手渡された。

神経ブロックの際には常にaspiration testを行うように指導しつつ、圧痛点に2mLずつ局注、計10mL注入してもらった。

感想は。。。



トリガーポイントブロック、ブラボー!∀_(ToT)/


喉頭鏡を使って挿管することに感動したのは研修医時代以来である。

ちょっと上肢に力が入りにくくなった感じだが、症状は劇的に改善した。

もっと早くやってもらえばよかった。

麻酔科医になってよかった。

医者になってよかった。

神様、仏様、研修医君、家族のみんな、自分を育ててくれたみんな、ありがとう、ありがとー!!
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by horizone | 2010-08-31 19:19 | メニエル病


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